監理している実習生のスマートフォンを没収したとして、元監理団体のベトナム人の女が26日に逮捕されました。西日本新聞などが報じています。
報道によると、逮捕された女は少なくとも2017年末ごろから約1年間、「休日外出は2時間以内」「携帯電話没収」などのルールを実習生に誓約書として書かせ、ルールを破った実習生100人以上に合わせて数百万円の罰金を支払わせていたということです。
実習生の受入要件や禁止事項を定めた「技能実習法」への違反での逮捕者は、全国で初めてと見られます。また、逮捕された女が在籍していた監理団体へも、許可取消などの処分が下される可能性もあります。
許可取消処分となるとその監理団体を活用している受入企業は、実習生製の受入れを継続できません。監理団体を選ぶ際は、その監理団体の方針をよく確認することが重要です。
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