受入企業(実習実施者)の役割・準備
実習責任者・実習指導員・生活指導員の選任
常勤の役職員の中から、実習責任者・実習指導員・生活指導員を選んでいただく必要があります。
実習責任者:実習指導員・生活指導員の監督
実習指導員:実習生への現任訓練(OJT)
生活指導員:実習生の日常生活のサポート
適切な給与・寮の確保
給与
「日本語が話せない外国人だから」という理由で、日本人社員と実習生との間で給与格差を設定することは禁止されています。
制度上は、同じ仕事をする日本人と同じ給与にすることが求められます。
宿舎
以下の基準を満たす必要がありますが、最低限の必要な項目を定めたもので、特に厳しいものはありません。
- 消火設備等が設置されていること
- 寝室について、1人当たり4.5㎡以上(約3畳以上)が確保されていること
- トイレ、洗面所、洗濯場、浴場が設置されていること
- 家電・生活用品の準備、通信環境の整備
帳簿書類の管理
実習生の管理簿、実習計画進捗状況の管理簿、技能実習日誌などを作成し保管します。(技能実習修了から1年間)