受入れの流れ
実習生の入国は、申込みから約7カ月後となります。そして、入国後約1カ月経ってから受入企業に配属となり、実習を始めます。
以下で、申込みから実習生が帰国までの流れをご紹介します。
入国前
1.ご相談・お申込
お問い合わせを頂いた企業を訪問し、制度説明致します。制度をご理解頂ければ申込書類を作成して頂きます。
2.現地へ求人
お伺いした内容を元に募集要項を作成し、現地の送出し機関へ求人を依頼します。
3.現地面接・採用決定
求人から約1カ月後に、ミャンマー・ベトナム・フィリピンへ行き、現地で面接を行います。当組合では、受入企業の方にも必ず面接に参加して頂いています。
4.入国前講習の開始
面接に合格した実習生は、現地で5カ月間の講習を受けます。「日本語」を中心に「文化・習慣・マナー」等、日本で実習や生活をする上で必要な基礎知識について学習します。
5.機構・入管への申請
入国前の講習と並行して各種書類を作成し、まず「技能実習機構」へ実習計画認定申請を行います。計画が認定されるとさらに、入管へ在留資格認定証明書交付申請を行います。こちらも申請が許可されると「在留資格認定証明書」(CoE)が交付され、これを元に実習生が入国するための査証(ビザ)が本国で発給されます。
入国後
6.入国・入国後講習
面接から約6カ月で実習生が入国します。入国後は約1ヶ月間入国後講習を実施します。実習生は、日本語、生活ルール、技能実習法や労働関係法などの法令について学習します。
7.入社・実習開始
入国後講習を修了すれば、入社・実習開始となります。入社前日には、役所への転入手続き、銀行口座開設なども当組合にて対応致します。
以降は、組合職員が毎月の訪問と3カ月に一回の「監査」を実施し、受入企業と実習生のフォロー、実習状況の確認を行います。
8.技能検定(基礎級)
入社から約6カ月後に受検します。合格することで2年目に移行することができます。
9.機構・入管への申請
2年目に移行する際に、再度「技能実習機構」と入管で手続きをする必要があります。
10.技能検定(3級)
帰国の約6カ月前に、技能検定3級の実技試験を受検しなければなりません。不合格であったとしても、ペナルティはありません。
11.帰国
技能実習を満了し帰国となります。