福岡県警は18日、携帯電話を没収するなどして実習生の私生活の自由を不当に制限したとして、福岡市の監理団体の代表理事ら3人を逮捕しました。日本経済新聞などが報じています。

報道によると、逮捕された代表理事とベトナム国籍の会社員は技能実習法違反容疑、ベトナム国籍の日本語学校職員は恐喝容疑だということです。

代表理事らには、2017年12月4日ごろ、当時19歳だった技能実習生の女性に「言うことを聞かないとベトナムに帰す」などと言い、スマートフォンを没収し私生活の自由を不当に制限した疑いが持たれています。

恐喝容疑のベトナム国籍の日本語学校職員には、18年5月から10月にかけて、同じ実習生の女性に「こんなに散らかしたのは誰なの。罰金5千円を払わないと痛い目に遭わす」と言い、5千円を脅し取った疑いが持たれています。