失踪したベトナム人実習生を不法就労させたとして、名古屋市や滋賀県長浜市の人材派遣会社の社長らが逮捕されました。毎日新聞などが報じています。

人材派遣会社は、失踪したベトナム人から3割程度の手数料を引いて、賃金を渡していたということです。

実習生が失踪する理由は様々ですが、主なものの一つは賃金によるものです。東京や大阪などの大都市は最低賃金ベースでもそれなりの額になりますが、地方で最低賃金ベースとすると、(成功率は極めて低いですが)失踪してもっとお金を稼ごうとする実習生が増える傾向にあります。